2015/2/5
- その他の成形
その他の成形
CIP成形(ラバープレス)
主にがいしを成形する際に用いる方法です。ゴム型に顆粒を充填(じゅうてん)し、98MPaの水圧をかけて成形します。
- CIP成形(ラバープレス)
- CIP成形機(ラバープレス機)
- ゴム型
- 電気集じん機用がい管
大型がい管の製造
火力発電所などに使用される電気集じん機用がい管は、CIP装置で成形します。
「CIP」とはCold Isostatic Pressing(冷間等方圧加工法)の頭文字を取ったもので、粉末成形のひとつです。
金型成形では一定の方向からのみの加圧となりますが、CIP成形ではあらゆる方向から加圧します。そのため、密度が均一になります。当社が保有するCIP装置の容器はΦ700mm×1500mmと大型であり、電気集じん機に要求される性能にも十分対応します。
- 大型がい管の焼成
切削
切削工具を用いて、セラミックスを削り出し加工します。焼成時の縮みなども考慮しながら、最終形にします。
- 切削機
- 切削工程
切削ムービー
実際に切削をしている様子を動画でご覧いただけます。
押出成形
パイプや棒などの形状に成形する際に用いる方法です。ハニカムという、蜂の巣のように筒状の穴が何個もある形状を成形することもできます。
- 押出成形機
- 押出成形
鋳込成形
石こう型に泥しょうを流し込み、成形する方法です。トラディショナルセラミックスの成形方法として用いられることが多く、複雑形状品や大型部品の成形に向いています。
- 鋳込成形
- 鋳込成形